2011年 とおとうみ浜松オープン

みんなで作るトーナメントがいよいよ開幕!

2011/05/18 20:12
プロアマ日は多くのギャラリーがカメラ持参でコースに訪れていた

国内男子ツアー「とおとうみ浜松オープン」は、キャッチフレーズとして“みんなでつくるゴルフトーナメント”を掲げて開催される。みんなでというのは、従来のトーナメントは冠スポンサーが数億円規模の費用を負担して開催されるが、この大会の主催は合同会社ボランタリートーナメント浜松(VTH)と称し、地元静岡県の浜松市、磐田市を始め多くの団体や地元企業が協賛して行われる。

大会自体の取り組みも開催週の月曜日から最終日の日曜日まで7日間通しの入場券(21,000円)を販売するなど新たな取り組みが行われている。このチケットは前売りのみで5,410セット売れたという。そして月曜日からプロアマ戦の水曜日までは、カメラの持ち込みが許可されたため、多くのギャラリーがカメラ片手に石川遼など人気プロを追いかけた。

さらに、通常のトーナメントと違うことがプロアマ戦でもあった。通常、ゲストには少なからず謝礼を用意してプロアマに参加してもらうのだが、この大会は出場ゲストへの謝礼はなし。参加選手全てが自費でプレーをしていた。

そして、東日本大震災復興支援も行う。支援金として事前に1,000万円が送られ、大会期間中の収益金も全額被災地に寄付。さらにJGTO、ジャパンツアー選手会の支援で、募金箱の設置や、チャリティーレッスン会なども開催される。

2011年 とおとうみ浜松オープン