2011年 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

池田勇太は2年ぶりの大会制覇ならず

2011/05/15 16:48
優勝争いに加われず5位タイで終えた池田勇太「まだまだ課題はある」

兵庫県の小野東洋ゴルフ倶楽部で行われた今季の国内男子メジャー初戦「日本プロゴルフ選手権 日清カップヌードル杯」は最終日の15日(日)、通算9アンダーで39歳の河井博大がツアー初優勝。2009年大会王者の池田勇太は、通算1アンダーの5位タイでフィニッシュした。

日清食品所属で大会ホストプロの池田は、首位を4打差で追って最終ラウンドを迎えた。「何が起こるかわからない」と逆転Vを狙ってスタートすると、前半2つのパー5で確実にバーディを奪う。しかし、猛チャージのきっかけになりそうな“ビッグプレー”に恵まれない展開。そして折り返しの9番で、ティショットが右サイドのフェアウェイバンカーにつかまると、これが“目玉”になってしまい、第3打も出すだけで、このホールをダブルボギー。前半で優勝争いから脱落してしまった。

「最終日、青字(オーバーパー)じゃしょうがない」と「72」のスコアを悔やむ。「9番から運に見放されてしまった」と、うつむいた。それでも本調子とは言えない中で「悪くてもトップ5に入っている。ツアーは始まったばかり。悪いなりに優勝争いができている。近いうちに優勝を掴みとりたい」と今後に向けた意気込みを語っていた。

2011年 日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯