3つ巴の賞金王争い、キョンテの絶対的優位は変わらず

「カシオワールドオープンゴルフトーナメント」で優勝すれば、最終戦を待たずして賞金王が決まったキム・キョンテ。単独5位以上でも、石川遼と池田勇太の結果次第で確定の可能性もあったが、最終日に「75」とスコアを崩し、通算5アンダーの20位タイでフィニッシュ。今週で決めることはできなかった。

とはいえ、石川に約2,900万円、池田に約3,600万円の差をつけており、絶対的な優位は変わらない。石川と池田が最終戦で優勝を逃した時点で、キョンテの賞金王が確定する。その中でも、「あと1試合、勝った人が賞金王になる。今リードしていても、同じ位置にいると考えてプレーします」と、キョンテに油断はない。

最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」で賞金王が決まる条件は以下の通り。

■ キム・キョンテ

※自力での確定条件
優勝、単独2位、2位タイ（2人まで）

■ 石川遼

優勝（キョンテが3人以上の2位タイ以下の場合）

■ 池田勇太

優勝（キョンテが8位タイ以下の場合）