2010年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン

【GDO EYE】感謝と重圧・・・推薦出場の細川和彦

2010/09/24 20:50
今大会には主催者推薦枠で出場している細川和彦。首位タイと絶好のスタートを切った!

「アジアパシフィック パナソニックオープン」第一ラウンドは、4人が4アンダーで首位に並ぶ混戦。その中の1人、細川和彦の「推薦をいただいたのが大きいです」という言葉に、首をかしげる方もいるだろう。

細川は、昨年の賞金ランキング71位。当然ながら今年のシード権は取得しており、今シーズンもこれまで全試合に出場している。その細川が、今大会は主催者による推薦枠で出場の権利を得た。他にも手嶋多一、上井邦浩、横田真一らツアーの常連たちが、推薦枠での出場となっている。

今大会は、日本ゴルフ協会とアジア太平洋ゴルフ連盟の共催。アジアンツアーの選手が大半を占めることで、通常のツアー競技とは出場資格が異なっている。昨年の日本ツアーの賞金ランキングでは、上位30人までにしか資格が与えられないのだ。

「(主催者の)役員の方が1番のティショットを見ていて、すごく緊張した。ティショットがフェアウェイに行って、ホッとしました。推薦をいただいて、それが何より。それだけで頑張れる」。ホストプロが口にするプレッシャーや、主催者への感謝の言葉はよく耳にするが、推薦選手たちも同じ気持ちで、必死に戦っているのだ。(編集部:塚田達也)

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