2010年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン

初日の中止、54ホール短縮決定の経緯

2010/09/23 14:56
野村惇・競技委員長が会見を開き、初日中止の経緯を説明した

「アジアパシフィックオープン パナソニックオープン」初日は、スタート直後の雷、以降の豪雨により、午前9時53分に早々の中止が発表された。決定後、野村惇・競技委員長が中止に至った経緯、72ホールから54ホールに短縮された説明のために会見を開いた。

この日、11時30分までにスタートできれば午前組のホールアウトは可能。だが、水が溜まったバンカーやグリーンなどのコース整備に2時間かかること、午後2時ごろまで雨が続く状況を鑑み、中止の判断を下したという。明日は晴天が予報されており、「午前、午後組の状況に不公平が出てくる」と同競技委員長。アウト・インで3組ずつと、少人数しかスタートしていなかったのも、再開を待たずに中止とした一因と説明する。

54ホールへの短縮に関しては、「最終日の2ラウンド(36ホールプレー)は、日没の(午後)5時30分に間に合わない。できたとしても、プレーオフになった場合に優勝者を決定できない可能性がある」と説明。今大会は、事前に予備日は設けられていなかった。

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