首位浮上の池田勇太「記憶にあるような無いような・・・」

国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」の3日目に、スコアを6つ伸ばして通算9アンダーの単独首位に浮上した池田勇太。12番パー5に続き17番パー5でもイーグルを奪い、後半だけで5ストローク伸ばしてきた。

「2イーグルだし、非常に良いラウンドだったと思います」と他人事のように話し始める池田。「ハーフで2イーグル？記憶にあるような無いような・・・。ツアーでは初めてだと思うけど、やっぱり気持ちいいね」と満足顔。今大会、4日間を通じて最多イーグルを奪った選手に300万円の賞金が用意されているが、池田が現時点でその筆頭となっている。

2位に2打差で最終日を迎えるが「よく、追う方が楽とかみんな言うけど、優勝争いはどっちもつらいよね。自分が楽しいゴルフができればいいんじゃない。今日みたいなゴルフができれば行けるかな」と、今季2勝目へ向け意欲的だ。

2週前に開催された「フジサンケイクラシック」で石川遼が今季2勝目を挙げて賞金ランキングで首位に浮上したが、池田も今週勝てば石川に迫る勢いだ。昨年、賞金王争いを最終戦まで繰り広げた2人が、今年もライバルとしてツアーを盛り上げることになるのだろうか。