2010年 ANAオープンゴルフトーナメント

単独2位スタートの矢野東「やっぱり相性かな!?」

2010/09/16 18:51
14番でバーディパットを外した矢野東。この日はスコアが良いため不機嫌な態度はほとんど見せず笑顔が多かった

国内男子ツアー「ANAオープンゴルフトーナメント」の初日。7バーディ、3ボギーの4アンダーをマークした矢野東が、首位と1打差の単独2位の好スタートをきった。

1番で幸先の良いバーディを奪った矢野は、4番でボギーを叩くが、5番から3連続バーディを奪取。その後も9番、そして12番、13番とバーディを奪ったが、10番、そして終盤の17番パー5でボギーを叩いてしまった。

スコアを伸ばしたい17番でボギーを叩いたことに不満げな表情でクラブハウスに引き上げてきた矢野は、「7バーディだし、いいんじゃないですか。ただ、(ゴルフの)調子とかじゃなくて、相性がいいだけじゃない?」と、他人事のようにつぶやく。

今季の矢野は前半戦で予選落ちが続くなど苦戦を強いられていたが、後半戦に入り上位進出を繰り返している。今回もまだ初日が終わっただけで、まだ安心はしていない。「これまでの過去にはこだわらず、ここから結果を残していきたい」。2008年にはこの大会で優勝するなどコースとの相性が良いこと、そして今季前半の成績などを過去のことと割り切って、2日目以降の戦いに備え気を引き締める。

2010年 ANAオープンゴルフトーナメント