池田勇太、米国遠征を終え「米ツアーに挑戦したい気持ちが強くなった」
2010/04/13 19:13
初出場の「マスターズ」で29位となった池田勇太が、成田空港に到着。5週間に渡る米国遠征を終えて、その感想を語った。「5週間は長かったけど、いい経験ができた。4試合戦って、最後に良い結果も出せたし、気分も最高です」と上機嫌に話し出す。
マスターズで29位に入ったことについて「初出場だし予選通過は無理だと思っていたけど、通ることができたし、最終日に順位を上げたことにもびっくりしている」と他人事のように、笑いながら話す。マスターズではフェアウェイキープ率1位、特に最終日は一度もフェアウェイを外さなかったことに対し「自信にはなりますよ。パーオン率も良かったでしょ。だから、あとはショートゲームを練習しないとね」。世界のトッププロたちと戦えることを実感した。
さらに、今回の4試合を終えた心境として「いつか米ツアーには行きたいと思っていましたが、さらにその気持ちは強くなった。向こうでシードが取れるような選手になりたい」と、米ツアー挑戦、そしてその時期が早まる可能性も示唆する。
池田は成田空港から千葉県の自宅に向かった。明日水曜日に国内男子ツアーの開幕戦「東建ホームメイトカップ」の会場となる東建多度CC(三重県)に移動する予定だ。「移動の疲れは正直あります」と話す池田だが、国内ツアーでどのようなゴルフを見せてくれるかが楽しみだ。