「若い人に譲れば良い」70歳・倉本昌弘は残り2試合でレギュラーツアー撤退
◇国内男子◇関西オープン 事前(13日)◇茨木CC東C(大阪)◇6734yd(パー70)
70歳の倉本昌弘が今大会と8月「Sansan KBCオーガスタゴルフ」(福岡・芥屋GC)をもってレギュラーツアーから退くことを明言した。「関西オープンはこれで卒業して、ツアーは多分それ(Sansan KBCオーガスタ)が最後になる」と話した。
日大を経て1980年「中四国オープン」でツアー史上初のアマチュア優勝を達成。81年にプロ転向し、ツアー30勝を挙げるなど永久シードも獲得した。現在はJGTO副会長を務めるなど男子ゴルフ界の発展に力を尽くしてきた。
「試合に出るだけ…というのはひとつの席をとってしまうし、若い人に譲れば良い。予選通れない、成績を残せないと思ったら私は辞めれば良いと思っているのでそのつもりでいます」と力を込めた。
今季はシニアですでに2試合をプレーして4月「ユニテックスシニア」を15位、「ノジマチャンピオンカップ箱根」を53位で終えた。上位にこそ食い込めていないが、それぞれ69をマークして2試合連続のエージシュートを達成している。
レギュラーツアーでは2017年の尾崎将司さん以来2人目のエージシュートに期待がかかるが、「7000ydあっても(スコアが)出るコースと、ここみたいに6700ydでも出ないコースはある。ここは出ない。出したいと思っているけど…。良いスコアは出ないと思う。僕なんかは全然。フェアウェイが(広く)ないし、ラフは長いし」と名門・茨木CCを前に早くも白旗を挙げている。
それでも、百戦錬磨のベテランだ。この日は池田勇太、塚田よおすけらと練習ラウンドを行った。「よく知っているコースだし、プライベートでもよく回っている」。節目の100周年を迎えた日本最古のオープン競技で一花咲かせてみせる。(大阪府茨木市/玉木充)
<国内男子ツアーの年長予選通過>
68歳311日/杉原輝雄/2006年「つるやオープン」
67歳217日/倉本昌弘/2023年「関西オープン」
66歳92日/尾崎将司/2013年「つるやオープン」
<エージシュート>
9アンダー「62」/尾崎将司(66歳91日)/2013年「つるやオープン」初日
1アンダー「70」/尾崎将司(70歳255日)/2017年「ホンマ・ツアーワールド・カップ」2日目