男子ツアー史上初の短パン着用可 「8月限定で、まずはトライアル」
◇国内男子◇横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~ 事前情報◇横浜CC(神奈川)◇パー71(7207yd)
8月8日から始まる国内男子ツアー「横浜ミナト Championship」開幕に向け、大会アンバサダーを務める日米ツアー通算13勝の男子プロ丸山茂樹が記者会見を行った。
今大会は猛暑による熱中症を警戒。ツアーでは史上初めて開幕前の練習日から決勝ラウンドまでショートパンツ(短パン)の着用が認められた。
これまでプロアマ戦を除く練習ラウンドのみで着用可にしていたが、日本ゴルフツアー機構(JGTO)の浦山豊氏は「8月限定で、まずはトライアルという形で」と説明。
選手からの要望に応えた形でもあり、本大会の次戦「Sansan KBCオーガスタ」(8月22日~/福岡・芥屋GC)も協議をしている。
丸山は「涼しいだけだと思うけど、心地よくプレーできると思う。僕は普段から短パンを履かないので分からないけど、短パンを履いてプレーしたい人はやっぱり多い。夏のストレスは軽減されるんじゃないかな」とスコアへの影響を推測。今年コースセッティングを務める男子プロの細川和彦も「1ストロークは変わるのではないか」と話した。
昨年に新規大会として誕生して今年で2回目迎える大会は、賞金総額も2000万円増の1億2000万円、優勝賞金は400万円増の2400万円になる。また、新たな取り組みとして週末に丸山が解説を務めるテレビ放送(BS朝日)をスポーツ専門サイトのスポーツナビでも視聴できるようになった。
通算13アンダーで優勝した中島啓太の昨年もふまえ、丸山は「ショートアイアンにしても、ロングアイアンにしてもコントロールが長けている選手が上位に来るのではないか」と推測をした。(編集部・石井操)