池田は12打差、逆転優勝は厳しい状況に
2009/12/05 17:45
「ゴルフ日本シリーズJTカップ」での優勝が、逆転賞金王への最低条件。首位に10打差の22位タイと厳しい状況の中でスタートした池田勇太は、5バーディ、3ボギーと2ストローク伸ばす健闘を見せたものの、首位に12打差と逆転優勝が遠のく結果となった。
正午近くから雨も降り出し、気温も急降下。途中からはホールごとの待ち時間も長くなり、腰痛を抱える池田にとっては「そこらへんが辛かった」と悪条件も重なった。「途中までは良いゴルフだったと思うけど、17番だけ悔いが残った」。17番パー5では3打目のアプローチがグリーンを大きくオーバーし、「素人みたいなゴルフ」とボギーを振り返る。スコアを伸ばさなければいけないという気持ちが、悔いの残るアプローチミスに繋がってしまった。
残るは、明日の最終日のみ。逆転優勝と賞金王のタイトルは極めて難しい状況となったが、「もちろん厳しいけど、何が起こるか分からない世界だし、自分に期待を持って頑張りたい」と僅かな可能性を信じ、明日の最終日に臨む。