男子プロ杉山知靖容疑者をスピード違反で逮捕 北海道苫小牧署

男子プロゴルファー杉山知靖容疑者（30）が17日、道交法違反（速度超過）の疑いで北海道警苫小牧署に逮捕された。

同署によると、杉山容疑者は同日午後4時15分ごろ、苫小牧市内の国道276号を乗用車で走行中、制限速度50キロのエリアを時速94キロで運転した疑い。杉山容疑者は「67キロしか出していない」などと容疑を否認。現場は直線道路で同乗者はいなかった。同署は速度取り締まりを行っていた。

国内男子ツアーは今月7日終了で北海道開催だった「長嶋茂雄INVITATIONAL セガサミーカップ」から3週の休みを経て、27日開幕の国内メジャー「日本プロ選手権」（恵庭CC／北海道）で再開する。杉山容疑者は同大会に「昨季国内ツアー賞金ランク60位以内」の資格で出場予定だったが、同大会を主催する日本プロゴルフ協会によると、18日までに本人から「出場できません」との申し入れがあり、欠場が決まった。

杉山容疑者は横浜市在住で中央学院大4年だった2015年にプロ転向。19年に下部ABEMAツアーで賞金ランク6位となり、翌シーズンのツアー前半戦出場権を獲得し、21年7月に下部ツアー初優勝、10月のツアー「ブリヂストンオープン」でツアー初優勝を飾った。昨季は賞金ランク35位。今季は現在出場11試合で賞金ランク77位。直近の「セガサミーカップ」は39位だった。