手首よりも左腰！池田勇太「1ラウンドは持つかな・・・」

国内男子ツアー「カシオワールドオープン」のプロアマ戦に出場した池田勇太。会場に入ったのはこの日の朝で、月曜日はゴルフをせず完全オフとしたが、他の用事に追われ、火曜日は軽いトレーニングと針治療、電気マッサージなどを行い「リフレッシュする暇は無かったよ、したかったけど」と話す。

ラウンド後に現在の身体の状態について質問が飛び交った。すると開口一番「1ラウンドは持つかな」と切り出した。「手に関しては良くなってきている。あとは腰だね。しゃがんだり、ボールを拾ったりするのがつらい。1日でもいいから気持ち良いゴルフがしたい。この身体では無理だろうけど、それを望みたい」と顔をしかめて少し辛そうに語った。

池田はジュニア時代に開催コースのkochi黒潮カントリークラブでの試合に出場している。2002年の高知よさこい国体に出場し、団体優勝を勝ち取ったが「だいぶ昔のことなので、あまり覚えていないよ」とあっさり。「今週は天気もいいみたいだし、高知・四国のゴルフファンには、池田勇太のプレーを見てもらいたいね」と最後は笑顔で締めくくる。

現地は火曜日の午後から深夜にかけて雨模様となったが、水曜のプロアマは気温が20度まで上昇する晴天。大会期間中も同じような好天に恵まれそうだ。気温が高ければ池田の手首や腰の状態にも悪い影響は与えないだろう。池田には4日間戦いぬいて、高知のファンを楽しませてもらいたい。