2009年 ダンロップフェニックストーナメント

5オーバーからの奮闘!池田勇太は3オーバー60位タイ発進

2009/11/19 17:45
序盤に大きく躓いた池田勇太だが、アプローチとパッティングでパーセーブを繰り返した

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」初日。賞金王争いで首位の石川遼を約550万円の差で追いかける池田勇太は、石川の3連続ボギーを上回る苦しい立ち上がりとなった。

スタートの10番でダブルボギー、続く11番パー3でもダブルボギー。さらに12番ではボギーを叩き、スタートから3ホールで5オーバーとなってしまった。ところが池田はここから意地を見せる。15番パー3でバーディを奪うと、その後はパーセーブを繰り返す。

そして3番パー3でもバーディを奪い3オーバーまでスコアを戻した。「出だしに躓きましたけど、2つ返すことができたし、ずっとボギーも打たなかったので明日につなげていけると思います」。順位は60位タイと予選カットライン上にいるが、2日目の巻き返しを狙う。

手首の状態は「なんとか18ホールやりきることができたという感じ。状態は70%に満たないんじゃないですかね」。ショットに関しても2から3割減の状態という池田は、パー4、パー5では満足のいくショットが打てなかったが、パー3で2つのバーディを奪った。

「また明日、新たな気持ちでプレーするしかない。(手首は)この後、しっかりケアをしてきます」と言葉少なくクラブハウスに引き上げた。

2009年 ダンロップフェニックストーナメント