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プロ初のホールインワンは未発表アイアンで 金谷拓実が絶好スタート

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 初日(18日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)

ツアー3勝の金谷拓実が前半16番(実測185yd/パー3)でプロ転向後初のホールインワンを達成した。「ちょうど雨も強く降っていて難しかった」と右からのアゲンストに対して5Iで振り抜くとピン手前に落ちたボールは転がってカップに吸い込まれた。

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歓声が上がって両手を挙げて喜ぶと、後ろに立てられている「700万円」の文字が入った看板をチラリ。対象は決勝ラウンドのみとあって「残念ですね」と少しばかり悔しがったが、今大会を支援する加賀電子から贈られた賞金30万円をゲットした。

一役買ったのは今週から新調した契約先のピンのアイアンだった。ヘッドには「i230」とあり、まだ発表されていないギアだ。前週に試打テストをした金谷は「アイアンのフィーリングとか、感覚が良くなかった。試して良かったので替えた」。これまで使用していたアイアンよりも小ぶりで、「前よりはいろんな球筋が打ちやすくなった。(フェイスの)溝が増えたことで縦の距離感も合わせやすくなった」と好感触を得ている。

今季は米国、欧州と戦いの場を求めて飛び回っているが、予選落ちが続くなど思うような結果が出ずに「不安」という言葉が口から出るようになっていた。そんな悪い流れを断ち切るかのような国内ツアー復帰戦の初日。エースを達成した後の18番(パー5)でピン右約8mからバーディパットをねじ込み、後半1番では4m、4番では170ydの2打目をピン右2mにつけてスコアを伸ばし続けた。

「16番でいいプレーがあったので心の余裕があった。今週も不安の中でプレーしていたけど、今日は落ち着いてプレーできた。あと3日もあるし、自分らしいプレーをしていきたいと思う」。ボギーなしの1イーグル4バーディ「66」をマークして単独首位。幸先のいい滑り出しとなった。(北海道千歳市/石井操)

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2022年 長嶋茂雄招待セガサミーカップ



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