3年ぶりに「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」復活 10月石岡GCで開催
株式会社平和とパシフィックゴルフマネージメント株式会社(以下PGM、ともに本社・東京都台東区東上野)は8日、日本ゴルフツアー機構(JGTO)と3年ぶりに「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」を開催することで合意したと発表した。
同大会は2013年から19年まで7年にわたって開催されたが、新型コロナウイルスの感染拡大を理由に20年と21年は開催を断念。この日、PGM本社で会見したPGMの田中耕太郎代表取締役社長は、コロナ禍の状況を鑑みて2023年に再開催することを検討していたが、「(今年10月に)JGTOのブランクがあるとお聞きしたことと、青木功会長との深いお付き合いがあることから今回の決断に至りました」とシーズン中での異例の試合開催発表になった経緯を説明した。
大会は10月27日から30日の日程で、4月「ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!」の会場にもなった茨城県のPGM石岡ゴルフクラブで行われる。賞金総額は1億5000万円(優勝賞金3000万円)。
ツアー機構が発足した1999年以降、1年に同コースで2度のトーナメントが開催されるのは初めて。ゴルフ場の選定理由について、田中社長は、開催まで3カ月切っていることも踏まえ、大会運営面等で融通が利くゴルフ場と本社に近いこと、当ゴルフ場が同社の仲間を入りして2年に満たず「認知を高めたい」などを理由に挙げた。
会見に同席したJGTOの青木功会長は「我々は活躍の場を与えること、トーナメントを開催することが使命。JGTOの代表メンバーとして感謝を申し上げます」と感謝を示し、「一つ試合が増えることでいろんな選手が競う場所が増える。エキサイティングな試合が見られるんじゃないかなと思う」と話した。
ギャラリーの動員も検討中で、詳細は後日公表される予定。
また、今大会を主催する2社は、来年2月に沖縄でツアー外競技として「HEIWA・PGMチャリティゴルフ」の開催を予定していることを合わせて発表。ツアートッププロによる男女のペアマッチを想定しているという。