2009年 The Championship by LEXUS

【GDO EYE】山下和宏が2つの記念日に首位と1打差の好スタート!

2009/11/05 17:33
18番でバーディを奪い、ギャラリースタンドからの声援に笑顔で応えた山下和宏

国内男子ツアー「The Championship by LEXUS(レクサス選手権)」の初日、11月5日が36回目の誕生日という山下和宏が、4アンダー5位タイの好スタートを切った。「今日はフェアウェイをキープできたので、予定よりも内容は良かった」と話す。

1番からスタートした山下は、2番でティショットを左の林に打ち込んでしまいボギーを叩いたが、その後は「飛距離よりもフェアウェイをキープすることを考え、セーフティにプレーしました」と気を引き締めながら残りホールに臨んだ。

その後、3番、7番のパー5で着実にバーディを奪うと、12番、14番でもバーディを奪い、最終18番パー5でも締めのバーディ。18番は2打目をミスしたが、残り100ヤードの3打目をピンの左1.5mにつけてパットを沈め、ギャラリースタンドからの声援に恥ずかしそうに頭を下げて応えた。

「まだ優勝は意識していませんけど、チャンスがあれば狙います。今日は自分の誕生日だし、結婚記念日でもあるので良いスコアが出てよかったです」と、さわやかな笑顔で話す。今季の山下は18試合中8試合でトップ10入りを果たすなど、優勝争いに加わる回数も多い。

昨年のこの試合では、初日に単独4位スタートをきったが、最終的には13位タイに終わった。今年は4日間好スコアを出して念願の初優勝を果たし、山下にとって11月第1週をメモリアルウィークとすることが出来るか注目したい。(編集部:本橋英治)

2009年 The Championship by LEXUS