矢野東、連覇へ向け「去年に近いイメージ」と好調をアピール
2009/10/21 18:52
昨年の「ブリヂストンオープン」を、通算21アンダーという驚異的なスコアで制した矢野東。「24バーディ、3ボギー。自分でも完璧なゴルフだった」と自画自賛する、圧倒的な強さだった。
今シーズンは未勝利と、苦しい時期が続いている中で迎える一戦。「ショットも良いし、かなり去年に近いイメージで迎えられました。今日も素晴らしい練習ラウンドができたと思います」と、待望のシーズン初勝利に向けて自信をのぞかせていた。
先週の「日本オープン」では5位タイで3日目を終えたものの、最終日はショットとパットの噛み合いが悪く14位タイで終了。それでも「予選ラウンドを終えて自分の中で手ごたえがあった。残念だったけど、内容の良いゴルフができたので今週も自信を持って迎えられています」と、ディフェンディングチャンピオンとして臨む大事な一戦に、追い風を背に受けながら乗り込んだ。
「良い調子の中で結果を残すのは大事なこと。トップ10止まりでは寂しい」と、自身も歯がゆさを感じている。11月には、来季の米国ツアー出場権をかけた予選会への出場を控えている身。渡米に向けて弾みをつけるためにも、最高のイメージで迎えられている今週こそ最高の結果を残したいところだ。