山下和宏、ビデオでスイングチェックして日本オープン首位発進
2009/10/15 19:39
国内男子のメジャー第3戦「日本オープンゴルフ選手権競技」の初日に、ダブルボギーを叩きながらもバーディを6つ奪い、4アンダー首位タイにつけた山下和宏。今季すでに6試合でトップ10入りを果たし、ツアー初優勝まであと一歩という選手だ。
今大会の前日に自身のスイングをビデオでチェックしヒントを掴んだと話す。「フォローで左に抜けすぎていました。先週の最終日にショートアイアンがひっかかっていて、何でだろうと考えていました。今週の月曜日と火曜日は左の肩甲骨が痛くて、ゴルフをしていないんです。昨日練習場でビデオを見てよかったです」
この日のスコアを「気持ちもニュートラルで欲を出さずにプレーできて良かったです」と語る山下は「自分に期待しすぎないし、良いスタートが切れたので、自分に自信を持って残り3日間やるだけ。まだ始まったばかりだし、余韻に浸るというか緊張している場合じゃないし」と闘志を内に秘めた静かな態度はいつもと変わらない。