石川遼「ガツガツ行きたくなるけど」 池ポチャも7位で決勝へ
2022/05/27 18:39
◇国内男子◇~全英への道~ミズノオープン 2日目(27日)◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)◇7461yd(パー72)
午前組でスタートした石川遼は3バーディ、3ボギーの「72」で回り、通算6アンダー7位で決勝ラウンドを迎える。体調不良だったが、この日も処方された薬は服用せず、喉に少しの痛みを抱えながらのプレーとなった。
日本のコースらしからぬリンクスでの戦いは「空中のハザード(障害物)がないので、持ち球で基本的に攻めていけるホールが多い」と技術が試される。OBゾーンは少なく、コース全体を一望できる造りではあるが、フェアウェイは狭い。ラフに入れば出すのも一苦労なところもある。
スコアを1つ伸ばして後半にターンし、10番では5mを沈めてバーディを奪取。14番でボギーをたたいたが、15番でチップインさせてバーディと獲り返した。16番で「ピンポジが難しかった」と手前から22ydのところにカップが切られていたパー3で再びボギーとスコアを落とした。
最終18番(パー5)では右サイドから吹く風を計算した上でティショットを打つも、左に飛んで行ったボールは転がりながら池へ。「打った瞬間に『やばいな』と思った」とコントロールが利かなかった1打を残念がった。「ガツガツ行きたくなるけど、自分の技術とかレベル相応のジャッジをどれだけできるか」
前日の夕方ごろから降った雨の影響もあるのか、グリーンは「芝があまり枯れていなかった」と週末にかけて転がり具合はスピードアップすると予想する。「残りあと半分、ここからいいゴルフが出来ればと思うので頑張りたい」とコース攻略に力を注ぐ。(岡山県笠岡市/石井操)