2022年 ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント!

賞金王もアイスにゾッコン 新規大会は地域のお祭り感覚

2022/04/21 07:11
プロアマ戦で最終調整する石川遼

◇国内男子◇ISPS HANDA 欧州・日本、とりあえず今年は日本トーナメント! 事前情報(20日)◇PGM石岡GC (茨城)◇7071yd(パー71)

観客がアルコールを片手にゴルフの試合を楽しむのは、海外ツアーではよくある風景。今週の男子トーナメントでは、ユニークな観戦のお供が楽しめそうだ。

新選手会長の谷原秀人の発案で、練習日から一般ギャラリーの観戦が可能になるなど、国際スポーツ振興協会(ISPS)主催の新規大会は独自の取り組みが目を引く。「本当に大賛成。可能なら全試合でやってほしいですし、自分がギャラリーなら見たいと思います」と話すのは石川遼。独自の練習法や、本戦中とは異なるリラックスした選手の様子を見ることは、より男子プロを身近に感じてもらういい機会になると考えている。

新規大会の取り組みを歓迎した

さらに、アイスや焼きイモが食べ放題というオマケつき。プロアマ戦が行われた20日(水)も会場を訪れた観客にふるまわれ、選手たちもプレーの合間にほおばりながら、お祭りのような雰囲気を楽しんでいた。

敷居を低く楽しんでもらいたいという思いもある。「地域の方々に足を運んでもらって、地元を盛り上げることにトーナメントを開催する意味がある。ツアーと呼んでいるのは、そういう意味合いもあると思います」と、ゴルフ場に足を運ぶきっかけがひとつでも増えるのは望ましい。

3つ目のアイスにうきうきのチャン・キム

「“男子プロは怖くない”というのが、お客さんにも分かっていただけるのではないかと思います」と話す石川の後ろでは、ホストプロのチャン・キムがお目当てのアイスをほおばりご満悦。確かに普段のロープの向こう側では、こんな選手の姿はなかなか見られない。(茨城県小美玉市/谷口愛純)

プロアマ戦の合間にグリーンチェック
今週は佐藤キャディとタッグ

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