2022年 東建ホームメイトカップ

石川遼は無念の予選落ち「うまく処理できなかった」

2022/04/01 19:28
ロングパットがことごとく寄らず。苦しい1日となった

◇国内男子◇東建ホームメイトカップ 2日目(1日)◇東建多度カントリークラブ・名古屋(三重)◇7081yd(パー71)

半年ぶりのツアー復帰の石川遼は、カットラインに1打届かない通算3オーバー63位で予選落ちを喫した。

1アンダーから出たこの日は12時35分にアウトコースからスタートした。出だし1番でバーディを先行させたが、2番でピン手前13mのバーディパットを3mほどショートさせるなどボギー。3番(パー3)でも2オン2パットの連続ボギーをたたいた。

5番でバーディを獲って1つ取り返したが、折り返した10番から連続ボギー。16番でも3パットのボギーをたたくなど、後半は4つスコアを落とした。

大会初日「66.67%」だったパーオン率は「50%」に低迷した

2番で外した13mの上りのパットから、パッティングの「フィーリングが合わなくなった」。打ち方や感覚は前日と「変わってはいないつもり」としながらも「うまく(自分の中で)処理できなかった」と振り返った。17番のドライバーショットも「いつも通りできなかった」と右に大きく曲げるなど、気持ちを切り替えることもできずにホールアウトした。

スイングの感触としては「きょうのほうが良かった」と思える場面もあった。「アイアンもいいスイングができている傾向で、大きなミスもあったけどいい材料はいっぱいある」と前を向いた。

「イライラするけど、次の試合にいかせたら」。次戦は4月14日開幕の「関西オープンゴルフ選手権競技」(兵庫・よみうりカントリークラブ)を予定している。(三重県桑名市/石井操)

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