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松山英樹、金谷拓実に続くアマVの中島啓太「プロ転向はするつもりはない」

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 最終日(26日)◇城陽CC (京都)◇6967yd(パー72)

中島啓太(日体大3年)が通算18アンダーで並んだ永野竜太郎とのプレーオフを制して逆転優勝。2019年11月「三井住友VISA太平洋マスターズ」を制した金谷拓実以来となるツアー史上5人目のアマチュア優勝者が誕生した。21歳93日での制覇は、アマチュアとしては石川遼(15歳245日)、松山英樹(19歳251日)に次ぐ歴代3番目の若さでの達成となった。

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この優勝で、中島は2023年度までの日本ツアーのシード権が与えられ、その期間内であればいつでもツアーメンバーに転身できる。

11月「アジアパシフィックアマチュア選手権」(ドバイクリークゴルフ&ヨットクラブ/UAE)に照準を置く中島は、優勝会見で「プロ転向は(まだ)するつもりはない」と話した。2010年大会から2連覇した松山英樹と2018年大会を制した金谷拓実と同じ「マスターズ」出場への道を目指す。

当時高校3年生だった2018年、進学するかプロ転向するか迷っていた。日本人男子では20年ぶりの金メダルを獲得した「アジア競技大会」で大学進学を決意し、プロの世界で戦うための肉体づくりに専念してきた。「あそこでプロ転向していたら、その時は調子よかったのでうまく行っていたかもしれないけど、絶対後悔していたと思う」

次週の国内ツアー「バンテリン東海クラシック」(愛知/三好CC西コース)に出場し、10月14日開幕「日本オープン」(滋賀/琵琶湖CC)にも参戦する。11月「アジアアマ」のほか、アマチュアゴルファー世界一の称号“マーク・マコーマックメダル”を授与して手に入れた2022年6月「全米オープン」(マサチューセッツ州/ザ・カントリークラブ)、7月「全英オープン」(スコットランド/セントアンドリュース・オールドコース)の海外メジャーを目指す。

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