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1打目OB、打ち直しはロストボール…アマ河本力はパー5で「9」

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 2日目(24日)◇城陽CC (京都)◇6967yd(パー72)

インコースからスタートしたアマチュアの河本力(日体大4年)は最終9番で2mのバーディパットを沈めて終えると、大きく息を吐き切った。初日に続きこの日も4アンダーという目標を掲げていたが「73」。6アンダー2位から出て5アンダー23位に後退し「全然だめだったという感じですね」と肩を落とした。

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序盤の12番、13番で連続バーディを奪って走り出した。トラブルとなったのは16番のパー5での残り215ydからの2打目。8番アイアンを握り「思いっきり振って届かそうと思った」と果敢に2オンを狙ったが、シャンクしてボールは右のOBへ。打ち直したボールは左に曲がり「見つかったけど(規則の3分以内を)数秒オーバーしてしまって」とロストボール扱いになり、2度目の打ち直しをして「9」をたたいた。

それでも、続く17番では右足上がりの難しい傾斜からのアプローチがもう少しでチップイン、18番のパー3ではグリーン手前からの2打目をピンそば数十cmに寄せて耐え忍んだ。「動揺しても、適当にやるのはダメだと」

18番でプレーを終えた後、大会関係者に「頑張れや」と声を掛けてもらった河本は「ふて腐れている場合ではないなと思った。全然戻せなかったですけど、出来ることはやれたかな」。後半は最終ホールのバーディまでパーを並べた。

8月の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」、「Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント」でも「ロストボールした」という河本。「(その時は)競技委員さんもフォアキャディさんもいたんですけど球が見つからなくて…ロストボールは嫌ですね。もったいない」

首位とは6打の差があるが、堂々の予選通過。「優勝したいという思いはあるけど、意識せずに自分の目標とする一日4アンダーという目標をクリアしたい。かみ合ったときにきのうのような6、7アンダーが生まれると思うので、いい流れを切らないようにゴルフをしたい」と再び前を向いた。 (京都府城陽市/石井操)

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