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アマチュア河本力は2イーグル奪取 思い描くプロ転向の時期は?

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 初日(23日)◇城陽CC (京都)◇6967yd(パー72)

183センチの大柄な体から放たれるドライバーショットは、プロにも負けない勢いで飛び出していく。日体大4年のアマチュア・河本力が2イーグル3バーディ、1ボギーの「66」で回り、6アンダーで2位発進をした。

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出だし1番でバーディが先行したこの日、4番でボギーに。5番(586yd/パー5)のティショットは1Wを握って335ydほど飛ばし、残り250ydとなったセカンドショットを3Iでピン左手前につけて、イーグルを奪取した。後半12番(484yd/パー5)もティショットは1Wで放ち、ピン位置や風、高低差を計算して残り168ydとした2打目を8Iでピンそば1m弱につけて2つ目のイーグルを決めた。

秋分の日を迎え、河本の学生生活も残りわずかとなっている。もともとドローヒッターだった河本は、今年に入ってからゴルフのレベルを上げるためにも「フェード」を極めようと取り組み始めたが、調整がうまくいかず、ここ数カ月のあいだ調子は低迷していたという。

主にアイアンショットがうまくいかず、「芯に当たらなくて、どっちの球が出るかもわからない。縦距離もまったく合わなかった」。コーチをお願いする目澤秀憲氏が米国に行ってしまっていることもあり、「自分でやっていたらどんどんおかしくなった」と、フェードは一度離れてドロー一択に絞って再調整したという。

来年3月には卒業式があり、いよいよ本格的にプロを目指す段階に入る。2020年大会ローアマによる出場資格で10月「日本オープン」が控えており、マスターズへの道でもある「アジアパシフィックアマチュア選手権」(11月)にも出場する。

「来年からプロゴルファーを職業にしようと思っているので、出る試合はすべて全力で取り組もうと思っている。だけど、一番大事なのは(日本ツアーの) QTかな」。「アジアアマ」で得られるマスターズ出場資格はアマチュアでなくてはいけず、「優勝したら、優勝した時に考える。でもマスターズに出られるようになったら絶対にマスターズ」と言い切った。(京都府城陽市/石井操)

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