40度を超す発熱も 宮里優作がコロナ明け復帰戦
2021/09/23 07:27
◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 事前(22日)◇城陽CC (京都)◇6967yd(パー72)
新型コロナウイルス感染のため8月の「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」2日目に棄権した宮里優作が今大会から復帰する。
札幌市内の療養所で10日間ほど過ごしたが、最高40度を超える熱が出たほか、39度台が4日間続いた。「熱がちょっとしんどかったですね…40度以上出るのはなかなか、なかったので」と振り返った。
その後、拠点とする名古屋に戻り精密検査を受けた。「肺炎もなく、ちょっと副鼻腔炎みたいなのが残っていました」
味覚障害にはならず、回復期には「食べないとダメと言われて、一生懸命食べていた。運動もしないし、食っちゃ寝、食っちゃ寝でした」と体重は落ちなかった。PCR検査で陰性となって前週も出場はできたが「ちょっと怖かったので。お休みしました」という。
むしろ「太った」という体で今大会開幕前の練習ラウンドをこなし「何回も回っているけど、こんなにきつかったかな…。歳をとったせいなのか、コロナのせいなのか。まあ両方だとは思いますけど」とつぶやいた。
「4日間できれば最高です。とにかく、戦えないと思いますけど精一杯やります」。予選ラウンドは3シーズン連続賞金王を目指す今平周吾と世界アマチュアランキング1位の中島啓太と同組になった。「とんでもない組に入ってしまったので、邪魔しないようにしたいと思います」と控えめな姿勢で復帰戦に臨む。(京都府城陽市/石井操)