2021年 ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ

優勝カップは時松隆光会長が授与 自分が勝ったらどうする?

2021/05/05 16:13
主催者を代表して会見に臨んだ時松隆光と池田勇太

◇国内男子◇ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 事前(5日)◇西那須野CC(栃木県)◇7036yd(パー72)

あす6日に開幕する国内男子ツアーの新規大会は、ジャパンゴルフツアー選手会が主催する初めての試合。大会会長の時松隆光(選手会長)は「僕も出場させて頂くので、もちろん初代チャンピオンを目指して頑張りたいし、この大会を大成功で終えられるように、(特別協賛の)サトウ食品さんに『やってよかった』と思って頂けるように、ゴルフ以外でも一生懸命頑張りたい」と大会への抱負を語った。

「我々がこういうトーナメントを開催することで、モデルケースになればいい」というのは大会実行委員長の池田勇太。コロナ禍で試合キャンセルが続く中、自分たちの職場を選手自身で確保した。賞金総額は5000万円とツアー最少だが、開幕前日はプロアマ戦の代わりに表彰式のない「特別協賛社視察ラウンド」でゲストたちと交流し、4日間のCS生中継も実現した。

大会会長として試合に挑む時松隆光

「来年、再来年というところに目を向けると、ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップに多くのスポンサー様について頂いて、回数を増やしていきたい。今大会をひとつの教訓にして、良い行き先を決めていきたい」という池田。将来の発展に期待しつつ、最初の一歩を踏み出していく。

ところで、「スタイリッシュな形でやりたい」(池田)という表彰式では、優勝カップは大会会長である時松から優勝者に授与する予定。もし、会長自身が優勝したらどうなるか?それは、そうなったときのお楽しみにしておこう。(栃木県那須塩原市/今岡涼太)

2021年 ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ