2021年 ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ

男子ツアー選手会主催大会に救世主 サトウ食品が特別協賛

2021/03/23 14:14
サトウ食品と契約する塩見好輝と中西直人

ジャパンゴルフツアー選手会(JGTPC)は23日、5月に予定されている主催大会の特別協賛にサトウ食品株式会社(新潟市)が決まり、大会名を「ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」(5月6日開幕)として開催することを発表した。また、開催コースが西那須野CC(栃木県那須塩原市)となることも公表された。

サトウ食品(株)の佐藤元(さとう・はじめ)代表取締役社長は「我々にとって青天の霹靂といっていいお話でしたが、(ツアーを)なんとか盛り上げたいんだという男子プロの顔を見て、やれることは多くないかもしれないけど、我々が応援する中で試合ができれば…ということで手を上げさせて頂きました。男子ツアーには良い選手がいるし、良いパフォーマンスをすれば絶対に盛り上がる。選手には日々鍛錬をして頂きたい」と、女子ツアーに押され気味な男子ツアーの選手たちの活躍に期待した。

ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップの特別協賛となったサトウ食品の佐藤社長とJGTO青木会長(提供:JGTO)

同社は2002年から04年まで、国内男子ツアー「サトウ食品NST新潟オープン」に特別協賛として加わっており、昨年は同社の70周年記念として「チャリティペアマッチ」を実施している。佐藤社長は「スポーツは食でエネルギーを作る。お米は炭水化物でエネルギーになるし、お餅は粘り強いイメージ」とアピールした。

同大会を巡っては、先月24日に先に特別協賛に決まっていたリシャール・ミルが緊急事態宣言の延長を受けて撤退した経緯がある。

JGTPC池田勇太事務局長は「このような短期間で特別協賛をご決断頂いたことを本当に感謝している。窮地を救ってもらった」と、開催すら危ぶまれた選手会主導による初めての大会に救世主として現れたサトウ食品に、深く感謝の意を示した。

2021年 ジャパンプレーヤーズチャンピオンシップ