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名物18番で50㎝バーディ 金谷拓実「感動をかみ締めながらプレー」

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日(3日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

前日に「寒気がするようなグリーン」と話していた名物ホールの18番(パー3)。金谷拓実は3UTのティショットをピンそば50㎝につけ、この日、小田孔明と2人しかいないバーディを奪った。「ビビりながらプレーしたけど、ティショットがいい方向に飛んでくれた。うれしかった」と笑みがこぼれた。

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もはや恒例となりつつある「初日は苦手」のフレーズ。実際、プロ転向前に出場した国内外のプロツアー25試合で初日をトップ10で終えたのは、2015年「日本オープン」と1年前に全英切符をつかんだ豪州ツアー「エミレーツ・オーストラリアオープン」だけだった。それが直近3試合の第1ラウンドは8位、12位、この日も3アンダー8位と上々の滑り出しが続いている。

出だし1番でバンカーからのセカンドショットをいきなり50㎝に絡めるなど5バーディ。「どんどんバーディを獲っていってやろうと強い気持ちでプレーした。いつもだったら、オーバーパーを打つくらいのスロースタート。最近はそこ(初日)に強い意識を持っていっているので、少しずつ改善して、前みたいに出遅れることは少なくなったかな」という実感を裏付けるように、首位とは3打差につけた。

「テレビでずっと見てきた試合。そこでプレーしている感動じゃないですけど、かみ締めながらプレーしました」。初出場の舞台を振り返る言葉は初々しいが、ルーキー初のツアー連勝へ力強いスタートを切った。(東京都稲城市/亀山泰宏)

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