2009年 〜全英への道〜ミズノオープンよみうりクラシック

全米オープン出場組の動向は?

2009/06/24 19:07
「全米オープン」から帰国し、即日本ツアーに参戦する甲斐慎太郎

先週、悪天候によるサスペンデッドに悩まされながら行われた米国メジャー第2戦の「全米オープン」。日本ツアーからは、矢野東横尾要甲斐慎太郎の3選手が出場したが、その3選手が試合終了後に即帰国。今週の「~全英への道~ミズノオープンよみうりクラシック」に揃って出場する。

4度目の「全米オープン」出場も、予選落ちとなってしまった横尾要。「10番からスタートするのは結構難しいので、上手くいかなかったけど、ゴルフの内容は良かったです」と、それなりの手ごたえを掴みつつも、「やっぱり向こうはレベルが高い。自分は日本でやらなきゃと思いました」と、圧倒的な飛距離で攻め倒す米メジャーの戦いには、白旗モードだ。そんな横尾にとって、「全英オープン」は未体験。だが、「色々聞くと、全英の方が自分に向いている気がする。行ってみたい気持ちはありますよ」と、出場に色気を見せる。「でも、よみうりで良い成績を出せていないので、あまり強いことは言えないですね」と、アップダウンのきつい同コースとの相性の悪さの前に、ちょっぴり困惑気味だった。

同じく予選落ちを喫した甲斐慎太郎。ハードスケジュールに疲労の色は隠せないが、「今週終わったら、(試合が)空きますから」と、なんとかこの1週間を乗り切るつもりだ。「全米オープン」では、飛距離は気にならなかったというものの、「グリーンを外すと、すぐボギー。アプローチは難しかったです」と芝の違いに苦しんだ。しかし、今週は「ショットに関してはノープレッシャー。気持ちよくゴルフ出来ると思う」と、慣れ親しんだ日本ツアーで鬱憤晴らしと行きたいところだ。

日本人として、ただ一人決勝ラウンドに進んだ矢野東は、大会前日もコースには顔を見せず、明日の大会初日にレジストを行って強行出場する予定。幸い、スタート時間は12:20と恵まれているが、ぶっつけ本番でどこまで戦えるか、注目だ。

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