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石川遼が率いるファン企画 動画プロモーション拡充で他競技との交流も

国内男子ツアーのメンバーで形成されるジャパンゴルフツアー選手会は27日、リモートで会見を行い、PR担当の石川遼がリーダーを務めるファンプロジェクトについて説明した。

次週の「フジサンケイクラシック」(山梨・富士桜CC)で再開するシーズンに向け、各大会のPRのほか、今後ジュニアゴルファーや、他競技のアスリートとの交流イベントを実施し、インターネット動画を通じたプロモーションを行う。

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コロナ禍でのシーズン中断前に発足した選手主導のプロジェクト。石川は「一つひとつの大会をいかに盛り上げて、自分たちがPRに協力できるかを考えている。(来場者と)直接的にお会いできる機会が減ってしまった今、よりプロジェクトの重要性を感じる」として、日本ゴルフツアー機構(JGTO)のSNSを通じてファンにアプローチする構想を明かした。手始めに「フジサンケイ―」終了までに計3本の告知動画を投稿する。

これまでツアーが進めてきたスナッグゴルフの普及をはじめとした、ジュニアを交えた企画でファン層の拡大も狙う。「確定していないのでお話しできないことが多い」とした上で「いろんなスポーツ界の方に、お互いの競技の普及や人気アップにつながるようなことを考えている。積極的に他のスポーツ界の皆さんと盛り上げたい」と含みを持たせた。

スマートフォン、SNSの社会的な広がりを利用した映像づくりにも関心がある。「(対象は)ゴルフファンの方はもちろん、単純に映像や音楽(自体のおもしろさ)からの興味もひきたい。(大会等の)プロモーション目的でなく、ひとつの動画として“カッコいい”というところから(ユーザーが)引っぱられることもある。映像のつくり方は大事だと思う」と、不特定多数の人々に“刺さる”動画制作への意欲も見せた。

一方で日本のプロゴルフは、試合中のプレー映像に関する権利の多くを各大会主催者や放送局が持ち、諸外国に比べ、ツアーによる一貫した映像プロモーションが難しい現状がある。石川は「主催者さんとの話し合いだと思う。こちらが最大限、できる範囲内で発信することによって、(主催者側にも)期待感を持ってもらえたら、映像を借りたり、一緒につくれるかもしれない」と、まずは制限された中でのコンテンツ拡充からの進展を願った。

昨年までJGTOが主導していた、人気向上のプロジェクトを時松隆光が会長となった新しい選手会が引き継いだ。石川は狙いについて「選手一人ひとりが意識を持つこと、自分たちの意見が(企画に)反映されるかどうかは結構違う。選手会には200人のメンバーがいて、パイプの多さも強み。JGTOの広報部にも協力、アドバイスをいただいてやっていく」とし、ファンサービスに直接かかわる選手がリードすることでスリム化と強化を図る考えだ。

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