男子ツアー「フジサンケイクラシック」無観客開催で8カ月ぶり再開へ

国内男子ツアーが9月3日開幕の「フジサンケイクラシック」（山梨・富士桜CC）でシーズンが約6カ月ぶりに再開されることが決まった。日本ゴルフツアー機構（JGTO）と大会を主催するフジサンケイグループが6日、大会を無観客で開催することを発表した。

男子ツアーは1月の開幕戦「SMBCシンガポールオープン」を終えてから、第2戦の「東建ホームメイトカップ」以降の公式戦が行われていない。7月の「ゴルフパートナーPRO―AM」は非公式試合（ゴルフパートナー エキシビショントーナメント）として2日間実施された。

主催者はリリースで「新型コロナウイルス感染症拡大への懸念から、大会の開催に関しては慎重に検討を重ねて参りましたが、ギャラリー、選手、大会関係者の皆様の安全確保等の観点から無観客で開催することと致しました」と明らかにした。選手、キャディ、大会関係者のPCR検査を実施し、「日本国内プロゴルフトーナメントにおける新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン」に従って運営する。

ツアーは2020年と21年を統合し、1シーズンとして行う。