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青木功会長体制は3期目へ 初代会長に次ぐ長期政権

国内男子ツアーを統括する日本ゴルフツアー機構(JGTO)は25日、都内で定時社員総会を行い、青木功会長が再任された。任期は2年で2016年の就任から3期目。事前の任期満了に伴う改選を通じ、新任理事は2人だけだった。

副会長の石川遼、新井直之氏(日本ゴルフトーナメント振興協会専務理事)ら18人のうち16人の理事が留任した。選手会の副会長である池田勇太、同理事の市原弘大が新たに理事に加わった。

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普遍的目標に「継続性のあるトーナメントの数を増やし、男子ツアーを活性化させる」ことを掲げた。2020年の賞金ランキング加算対象試合は前年度から2増2減の25試合と苦戦が続いている。目標達成に至る方向性として、ガバナンスのさらなる強化と執行担当理事の役割の明確化、選手とのコミュニケーションの大幅改善、広報体制強化などを挙げた。

また、事務局長職(上田昌孝専務理事が兼務)に任期を設けずに業務の継続化を図り、収益構造の改革を目指す。21年末までにフェデレーションからの補助金を除き約1億円の利益を出すことをターゲットにした。

1999年のJGTO発足以降、初代の島田幸作元会長(2008年3月まで)に次ぐ長期政権を担う青木会長は「選手に承認されたからにはもう2年間がんばります。次の仕事があります」とだけ話して会場を去った。(編集部・桂川洋一)

<2020年度JGTO新体制>※敬称略
会長 青木功
副会長 新井直之、石川遼
専務理事 上田昌孝(事務局長兼務)
理事 大多亮、川合敏久、永田圭司、五十嵐朋広、池田勇太市原弘大薗田峻輔、杉田亮毅、野村修也、渡辺司佐藤信人田島創志、宇治重喜、村田一治

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