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今季3勝目の石川遼 東京五輪は「首の皮一枚」/一問一答

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 最終日(8日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

石川遼がシーズン最終戦を白星で締めくくった。4アンダー5位タイから「66」をマークして通算8アンダー。首位で並んだブラッド・ケネディ(オーストラリア)とのプレーオフを3ホール目で制した。「日本プロゴルフ選手権」、「長嶋茂雄招待セガサミーカップ」に続くシーズン3勝目。75ホールにわたる激闘を振り返った。

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劇的な優勝でシーズン3勝目
正直、本当に勝てるとは思っていなかった。チャンスはあるかなというゴルフはできている感覚ではあった。それ以上でも、それ以下でもないゴルフで勝てた。いまだに信じられない。

プレーオフにもつれ込んだが
やっていて、すごく楽しかった。いままでの優勝争いでも一番と言えるくらい。最終戦ということもあるけれど、(今平)周吾と優勝争いができて、(ショーン)ノリスもいて、これ以上ない環境のなかで、日本ツアーのトップの選手と争いができた。自分は賞金王争いには入っていないので、その意味では“蚊帳の外”だった。自分がどこまで存在感を見せられるか、と思っていた。周吾に比べると、僕は上位にいる回数が少ない。勝てるチャンスを圧倒的に多く作れている点で、周吾をすごいと心の底から思う。自分は、毎回は上位にはいないですけど、勝つこと、ここが大事だなというところを楽しむのがすごく好き。

3日目までに話していた「泥臭いプレー」で勝ったが
あんな泥臭い人がいるのかというくらい、へばりついて行った(笑)。最後にバーディが決められたのが良かったが、正規の18番は5Iで右手前バンカー。プレーオフでもまったく同じ方向に行っている。なぜ右に飛んでいるのか理解できていない、という気持ちがいまもある。

米ツアー復帰を目指すなかで歩みを山登りに例えると
(米ツアーを)エベレストに例えると、そこを登るために必要なものがある。他の山に登るときは必要でなくても、世界一の山を登るために必要なものがある。それを調達したり、技術的に登り方を身につけたりしている段階です。まだまだ。

年間3勝は2010年以来
久しぶりに3勝できたが、2010年とは全然違う。いままでの優勝とは今回とはまったく違う。今季2勝で終わるのか、3勝で終わるのかは違う感覚もあります。ただ、優勝できたけれど、頭のなかで引っかかっているところもある。課題と向き合いながら来月の(日本ツアー開幕戦)「シンガポールオープン」を迎えたい。「今はこうだから、あしたはこうやってみよう」という気持ちのほうが大きいですかね。

2020年「東京オリンピック」に向けて
首の皮一枚(つながった)という感じですかね。きのうの時点では世界ランキングは意識できないくらい遠い位置にいると思っていた。そういった情報(どのくらいの成績を出せば代表入りできるか)は皆さんにお任せして、自分は優勝を目指して頑張ることしかできない。

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