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「優勝すればいい」 今平周吾は4度の3パットも逆転Vに集中

◇国内男子◇ゴルフ日本シリーズJTカップ 3日目(7日)◇東京よみうりカントリークラブ(東京)◇7023yd(パー70)

ポーカーフェイスの奥に悔しさをのみ込んだ。賞金ランキング1位の今平周吾は5バーディ、4ボギーの「69」でプレーし、首位と2打差の通算4アンダー5位タイで最終日を迎える。

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3日目トップのパーオン率88.89%とショットは不動の安定感を誇った一方、合計33パットとグリーン上で苦しんだ。前半6番(パー5)で「痛かった」と顔をしかめる3パットボギー。「ちょっと上にいっちゃうと、オーバーした返しが入らない」と、10番と12番でもスコアを落とした。

そこから3バーディを奪い返して迎えた最終18番(パー3)では、この日4度目の3パット。「オーバーするのは想定内だったんですけど、(先に打った)チャン・キムが切れなかったので、薄めにいったら切れましたね」と、最後までラインを読み切れなかった。

賞金王を争うランキング2位のショーン・ノリス(南アフリカ)が通算5アンダー3位。初日同組で回り、ライバルの状態がいいことはわかっている。「ノリスもいい位置にいますけど、自分が優勝すれば賞金王もついてくる。優勝することだけを考えてやる」。ノリスが逆転する唯一の条件を自ら阻止し、2年連続のキングに輝く。(東京都稲城市/亀山泰宏)

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