2019年 ダンロップフェニックス

松山英樹、スタートホールで悪夢の「9」も耐えて4打差

2019/11/22 17:43
1番で松林につかまって「9」を叩いた松山英樹

◇国内男子◇ダンロップフェニックストーナメント 2日目(22日)◇フェニックスカントリークラブ(宮崎)◇7027yd(パー71)

5アンダー3位からスタートした松山英樹は、スタートホールで+5となる「9」を叩いていきなり貯金を吐き出したが、以降17ホールで4バーディ、3ボギー。この日4オーバー「75」としたものの、通算1アンダーで首位と4打差13位として、なんとか上位戦線に踏みとどまった。

パラパラと落ちる雨に、レインウェアを着てスタートティに立った松山。3Wを握ったこの日の1打目は、水滴で滑ったかのように右の松林へと消えていった。暫定球を打たされたが、1球目は松葉の薄く落ちた林の中で発見された。だが、ホッとしたのもつかの間だった。

目の前に立ちはだかるのは、フェニックスCC名物の密集した松林。前方に下がる枝を避け、低い弾道で20ydほど先にある木の間、約2mを抜こうとした2打目は、左側の松の幹に当たって右ペナルティエリア内の側溝へ。ドロップ後の4打目は、ウェッジを握って空中の枝のすき間を通そうとしたものの、再び右ペナルティエリアへと弾き返された。

状況は改善せず、6打目も再び松に当たったが、今度は左のフェアウェイ方向へと跳ねて、左ラフへ。結局、7オン2パットの「9」として、1ホールで通算イーブンパーへと急降下した。「なかなか3回も連続で木に当たることもないと思うけど、まあ、きのう運が良かったので、きょうが悪かったってことじゃないですかね…」。

だが、1ホールの大叩きにも集中力を切らさないのはいつも通りだ。4番(パー5)では右ラフからの2打目を直ドラでグリーン手前のラフまで運び、アプローチをOKにつけてバーディとした。中盤は一進一退を繰り返したが、16番で3m、最終18番(パー5)は2オンに成功して2パットのバーディで締め、「最後2つバーディを獲れたので、あすにつながる」とうなずいた。

「上が伸ばさなかったので、すごくラッキー。あす良いプレーをして、トップがどこまで伸びるかわからないけど、その近くまで持っていけたらいい」。そう言い残すと、しとしと降り続く雨のなか、一目散にパッティンググリーンへ。他に練習する選手は少なかったが、ひとり黙々と球を転がした。(宮崎県宮崎市/今岡涼太)

それでも首位とは4打差だ

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