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自分の影を踏む 松山英樹がアマ優勝の金谷拓実を祝福

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日(17日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262yd(パー70)

史上4人目のアマチュア優勝を飾った金谷拓実(東北福祉大3年)を、大学OBの松山英樹が祝福した。「金谷選手おめでとうございます。初日の出遅れ(3オーバー51位)からよく巻き返したと思います」とたたえ、早期のプロゴルファー転向を支持した。

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金谷は2018年の「アジアパシフィックアマチュア選手権」を制し、今年のメジャー「マスターズ」に初出場。その後、世界アマチュアランキング1位に上り詰めた。大学在学中に松山が達成してきた快挙をそれぞれ踏襲している。

先輩は大学2年時に「三井住友VISA太平洋マスターズ」の2011年大会を制し、ツアー3人目のアマ優勝を達成。同じ御殿場、昨年自ら監修に携わったコースでの勝利を「世界アマチュアランキングでナンバーワンの選手として、すばらしいプレーを見せたと思います」と称賛した。

「いつプロ転向するか分かりませんが、同じ舞台で戦うことを楽しみにしています。僕も負けないように頑張ります」とする一方で、早い段階でのプロ入りを勧めた。金谷はプロ宣言し、日本ゴルフツアー機構(JGTO)への申請を経てツアープレーヤーになれば、2021年までの年間出場権を得られる。

松山は大学2年時に優勝し、3年の終わりまではアマチュアとしてプレーした。4年の春(2013年4月2日)にプロ転向して日本ツアーに参戦し、賞金王になった。「(大学の)阿部靖彦監督や周りの人とよく相談して決めるべきこと」と前置きした上で、「いずれ海外に出たいと思うなら、早めに出た方が良い。彼は3年生。僕とは優勝したときの学年が違う」と指摘する。

現段階で、金谷はプロ転向について「周りの人と相談して決めたい」と態度を保留した。松山は「何カ月か前に『どうしたらいいですか?』と本人に聞かれたこともありました。彼はアマチュアで手に入れられるものは、もうほとんど手に入れている。『アジアパシフィックアマチュア選手権』を勝って、マスターズにも行った。将来、海外に出たいならプロになって世界ランキングを上げる道を探るのも良いと思います」と私論を述べた。(静岡県御殿場市/桂川洋一)

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2019年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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