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今平周吾は今季初の予選落ち回避 ライバル不在の週末へ

◇国内男子◇三井住友VISA太平洋マスターズ 2日目(15日)◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡)◇7262 yd(パー70)

2年連続の賞金王へ底力を見せた。賞金ランキング1位の今平周吾が3バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「72」でプレー。通算4オーバー46位で週末に進んだ。

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出だし1番で花道からの寄せが傾斜で戻され、いきなりダブルボギーをたたいた。「ギリギリを狙ったんですけど…」と悔やまれるスタートを引きずり、4番(パー3)、5番とグリーンを外して連続ボギー。予選通過圏外にはじき出されてハーフターンを迎えた。

「ちょっとチラつきました」と今季国内ツアー22試合目で初の予選落ちも覚悟する状況だったが、折り返しの10番で右ラフからピン手前にキャリーした2打目がカップに当たり、20cmにピタリ。今週28ホール目で初となるバーディをタップインで奪うと、続く11番もチャンスにつけて連続バーディ。13番(パー3)もアイアンショットをピンに絡め、4ホールで3バーディの荒稼ぎでカムバックした。

賞金ランキング2位のチャン・キム(米国)が不在、同3位の石川遼は予選落ちと賞金レースのライバルたちがいない週末の御殿場。46位タイながらリードを広げるチャンスを得た。

「前半は切り替えられなかったから、ああいう感じになった。後半から新しい気持ちでやったら、うまくいった。ずっとバーディがきていなかったので、初バーディは明日にもつながる」とうなずき、浮上を期した。(静岡県御殿場市/亀山泰宏)

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2019年 三井住友VISA太平洋マスターズ



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