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永久シード獲得の地で 片山晋呉の短尺(?)ドライバー

◇国内男子メジャー第3戦◇日本オープンゴルフ選手権競技 事前(16日)◇古賀ゴルフ・クラブ(福岡)◇6817yd(パー71)

古賀ゴルフ・クラブで前回開催された「日本オープン」。2008年大会の主役は片山晋呉だった。深いラフでフェアウェイを絞られたコースを、一度も1Wを使うことなく攻略。2位の石川遼に4打差をつける通算1アンダーで節目のツアー25勝目(通算31勝)、永久シード権を獲得した。

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11年前の優勝で手にしていた「本大会の過去10年間の優勝者」の出場資格は昨年効力を失った。主催の日本ゴルフ協会(JGA)はことし、「特別承認者」の出場権を付与。46歳は満を持してナショナルオープンに帰ってきた。

前回、古賀でキャディバッグから抜いた1Wを今大会は「入れます」と宣言した。秘策は普段よりもシャフト長を短くした44.75インチのモデル。飛距離を少しでも伸ばそうと、46インチ前後の長尺を愛用してきた片山にとっては「めっちゃ短い」といえる。「44インチ台のドライバーは大学生以来か、プロになったとき以来じゃないかな。他の人にとっては普通だけど、僕にとっては本当に短い。だからビックリするくらい曲がらない」

傾斜が奥に下る面も多いグリーンは、正確なショットと適切な判断力が問われる。早くも白旗を上げそうな経験の浅い選手をしり目に、「これが古賀だから。今回よりも前回、前回よりも前々回(1997年の日本オープン)の古賀はもっと大変だったんだよ」と淡々。「勝っても窒息するような戦い。痛めつけられるのは分かっている。楽しみ」と静かに姿勢を正した。(福岡県古賀市/桂川洋一)

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