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石川遼は5打差発進 コースの見た目とスコアのギャップ

◇国内男子◇ブリヂストンオープン 初日(10日)◇袖ヶ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース (千葉)◇7119yd(パー71)

賞金ランキングトップを走る石川遼は5バーディ、3ボギーの「69」で回り、2アンダーの23位タイで滑り出した。単独首位の今平周吾とは5打差。アイアンショットに手応えを得ながら、コースとの相性の悪さを克服できずにいる。

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アマチュア時代の2007年を含め、石川は同大会に過去7回出場した。昨年、最高位の4位タイに入ったが「そんなに難しく感じないのにスコアがあまり出ないコース」だという。「パー5がチャンスで、8アンダー、7アンダーの選手が上位にいてもおかしくない感じがするけれど、あまり伸びない。ただ、“ちゃんと見ると”、1番、10番、14番…と難しいパー4が結構あるので、ボギーが出る感じはする」

午前中から4m/s近い風が吹き、1Wショットを左に曲げた序盤11番でボギーを先行させた。前週「トップ杯東海クラシック」(47位)での停滞を招いたアイアンショットの調子が回復し、前半インを2アンダーで折り返しながら、後半にスコアを伸ばせなかった。

8番(パー3)で第1打をピンそば2mにつけてバーディを奪った直後、9番(パー5)はフェアウェイから2オンを狙った4Iでのショットをグリーン右の林に突っ込んでパーどまり。「技術的なミス。スイングに切れがなかったのがつながった」と好発進を逃した。

週末に関東地方を通過する可能性のある台風19号の影響で、2日目以降の天候は不安定。競技が72ホールから短縮される可能性も十分にある。早い段階での巻き返しが求められるなか、「集中力や体の面は悪くなかった。あした以降、どういう天気になるか分からないが、しっかり準備してベストを尽くしたい」と変則スケジュールも視野に入れた。(千葉市緑区/桂川洋一)

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