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石川遼は薄氷の予選通過 貫いた信念「小さくなっても意味がない」

◇国内男子◇トップ杯東海クラシック 2日目(4日)◇三好カントリー倶楽部 西コース(愛知)◇7295yd(パー71)

18位スタートの石川遼は2バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「75」と崩れて通算4オーバーの52位に後退。「2日間ともショットがあまり良くなかった」と予選カットライン上での決勝ラウンド進出となり、首位との差は10打に開いた。

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最大瞬間風速10.7m(午後2時13分)という強風がコースを吹き抜ける中、「これだけ強風だと普通にはできないところもある」とショットの精度に苦しんだ。フォローとアゲンストの判断が難しい、上空を舞うような風向きにも惑わされ、この日はパーオン率とフェアウェイキープ率ともに50%と低迷。1Wショットを大きく曲げるシーンも目立ち、ピンチが続く展開になった。

1ストローク落として折り返した後半12番(パー5)では、1Wショットを右のOBエリアに打ち込み、5オン2パットのダブルボギー。続く13番(パー3)でもグリーン奥のラフに入れてボギーとし、中盤でカットライン上の4オーバーまで落とした。

強風の中で予選通過ラインをにらみながらのプレーとなったが、石川は「そんなに気にしていなかった」と終盤を振り返る。「(予選を)通っても、ゴルフが小さくなっては意味がない。トップに立っていてもピンを狙っていきたいし、予選通過のラインにいてもそこは変わらない」。

ピンサイドのグリーン左側にがけが迫る難関16番(パー3)では、「すごくいいテストだった」という左からの風に対してショットだけに集中し、6Iでグリーンに乗せてパーセーブ。これも風の読み違いで「10mくらいショートした」と最高の結果ではなかったが、「16番に関してはすごく良かった」と自分の姿勢にはうなずいた。

最終18番はピン手前7mのバーディパットを残した。段を下った先にカップが切られた難しいラインに対して3パット覚悟で強気に攻めた。ボールはカップのわずか左を逸れて30cmほどオーバーし、2パットのパーに収めて予選落ちを免れた。首位の背中は大きく遠ざかったが、最後のパットまで自分の信念を貫いたバックナインだった。(愛知県みよし市/塚田達也)

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