2019年 シンハン ドンヘ オープン

自由時間は韓国観光 今平周吾が2週連続首位発進

2019/09/19 19:01
今平周吾(左)が首位に立った

◇国内男子・KPGA・アジアン◇シンハン ドンヘ オープン 初日(19日)◇ベアーズベストチェオンナGC(韓国)◇7252yd(パー71)

日本ツアーの昨季賞金王・今平周吾が、韓国でその実力を見せつけた。6バーディ、1ボギーの「66」でプレー。5アンダーで前週の国内ツアー「ANAオープン」に続いて初日、首位に立った。「ラフに入れると難しいですが、ティショットがまっすぐいっていたので、フェアウェイから打つ機会が多くて、けっこう上手くいきました」とショットメーカーは満足げだ。

インコースから出ると、11番で2m、12番(パー3)で6m、13番で4mを決め3連続バーディを奪った。15番で90ydを2mにつけバーディとし4アンダーでハーフターン。5番で2打目をグリーン奥にこぼし「ラフが深くて難しかった」と続くアプローチ寄せきれず、この日唯一のボギーとしたが、その後2つバーディを取り返した。

開幕2日前のプロアマ戦では「落ち際が見えづらくて、ティショットで気を使うホールが多い」とラフにつかまることが多かったが、「きのうの午前もハーフをまわった。しっかりコースチェック出来たのが良かった」と狙いどころをしっかりメモし、好結果に繋げた。

今週キャディを務めるのは婚約者の若松菜々恵さん(23)だ。「アドバイスはあまりなかったんですけど、水をこまめにくれたりするので、楽しく、気持ちよく回れました」と笑顔を見せる。大男の中で大きなキャディバッグを担ぐ健気な姿に「大変だと思うんですけど、コースが平らなのでまだよかったです」。若松さんを気づかいキャディバッグは軽量型のタイプに変更した。

この日は午前8時10分にスタートし、午後1時にはホールアウトした。2日目は午前11時40分スタートとなる。それまでの“自由時間”は「買い物しながら途中でご飯食べようかな」と観光に充てる予定だ。「ずっと試合が続くので、どこかでリフレッシュしないと。いいタイミングなのかなと思います」と、あすにむけ鋭気を養う。(韓国・インチョン/柴田雄平)

2019年 シンハン ドンヘ オープン