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石川遼が見る“渋野フィーバー”と20歳に向けた言葉

◇国内男子◇長嶋茂雄招待セガサミーカップ 事前(21日)◇ザ・ノースカントリーゴルフクラブ(北海道)◇7178yd(パー72)

3週前の「AIG全英女子オープン」で日本人女子として42年ぶりのメジャー制覇を果たした渋野日向子について、石川遼は「ゴルフ界にとってすごいことだと思うし、素晴らしいことだと思う」とたたえた。その上で「大変な面もあると思う」と注目を浴びる立場に一変した20歳の心情を気にかけた。

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自身も15歳で出場した2007年「マンシングウェアオープンKSBカップ」でツアー優勝を果たし、一夜にして国民的スターになった経験を持つ。それまでの静かな生活から一変し、常に多くのファンや報道陣に囲まれる日々。“ハニカミフィーバー”は社会現象となり、若くして男子ゴルフ界の期待を一身に背負う立場になった。

客観的に見れば、最近の“渋野フィーバー”はかつての15歳の姿を連想させるものだ。しかし、石川は自身と比較しながら、「20歳でこういう状況になることは、僕なんかよりも大変なんだろうな…と思う」と明かした。

「15歳って本当に子どもで。僕はカメラも、何を聞かれても、まったく気にならなかった。でも、20歳になれば違うと思うんです。周りもすごく見えている選手だと思うし、大人になってからこういう状況になるほうが、考えてしまうことが増えてしまうのかなと。ただ、ひたすら白いボールを追いかけていただけの僕のほうが、きっと楽だったと思う」。

渋野自身も、ツアー会場で「静かに暮らしていたかった」と本音をこぼすときがある。一変した生活に、すぐに順応することが難しいことを石川は理解している。「自分のときは、毎日食べているものまでは注目されなかったので、悔しいなと思います(笑)」と冗談を交えつつ、渋野に向けて言葉を贈った。

「渋野さんを目指してゴルフを始める子、ああなりたいと思って練習に打ち込んでいる子も必ずいると思う。大変な面もあると思うけど、自分でもそこは忘れたくないな、と思っていることなんです。人の想いって、ボールに乗っかると思う。応援してくれる方が、僕は絶対に力になると思います」。(北海道千歳市/塚田達也)

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