女子プロトーク

女子プロゴルフ協会役員になる日を夢見て

2024/09/28 05:00
苦労人が次なる夢に設定したのは協会役員

プロ17年目の苦労人前田陽子の次なる夢は、日本女子プロゴルフ協会の役員になることだ。選手として色々な経験を重ねてきた上で「もっと自分ならこうしたい」「この制度はもっとこうすべきだ」という考えや思いが芽生えるようになった。今の協会に不満があるわけではないが、さらに選手ファーストの協会作りを掲げて、より選手に寄り添う役員になることが目標だという。エリート街道を歩んでこなかったからこそ見える世界や感覚がある。その経験を生かした制度や環境も形にしてみたい。協会全体の若返りも一つの課題だろう。時代とともに変化する価値観や環境にゴルフ業界も適応していかなくてはならない。先輩たちから次の世代にバトンを託された際、すぐに手を上げる準備と覚悟はできている。夢を抱き、挑戦し続けることを教えてくれたゴルフに恩返しをしたい。


ここで、そんな彼女が勧めるグルメをひとつ紹介したい。「ニトリレディス」で訪れた北海道の小樽カントリー倶楽部・新コースの「銭函ラーメン」。魚介の風味を生かした塩ベースのスープの上には、ホタテやエビなどの海鮮がたっぷり載る。徳島出身でラーメンにはうるさい前田がおすすめする銭函ラーメンを、ぜひ味わってほしい。