女子プロトーク

守るものを得て攻める

2024/04/27 05:00
娘の咲凛(えみり)ちゃんを抱いて夫でコーチの幸宏さんと一緒に

家庭を持つゴルファーとして生活する中での心境の変化は、周りに対して感謝する気持ちだと言う。以前は当たり前にゴルフだけ集中してやっていられたが、今は朝9時に保育園に娘を預けた後、午後5時までがゴルファーとして過ごせる時間だ。「子どもがいなかったほうが楽なのでは?」と言われることはあるが、周囲の人が娘の面倒を見てくれているから、競技に集中できている。家族と一緒にいられる、何気ない時間にも感謝の気持ちは強くなった。


神谷和奏のプレーの強みは、逆境にめげず果敢に攻め続けるスタイルであると自身を分析する。21歳で迎えたルーキーイヤー。主戦場となるステップアップツアーで、まずは1勝を目指す。