廃プラを再利用した世界初のゴルフシューズ アディダスが発売
2019/06/06 11:58
アディダスは、海岸や海沿い地域で回収された廃棄プラスチックを再利用した素材から作った世界初のゴルフシューズ「TOUR360 XT Parley」を6月10日に発売すると発表した。
同社が取り組む「サステナビリティ事業」の一環として、海洋環境保護団体「Parley For The Oceans（パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ）」とのコラボレーションで開発した。アッパー部分に廃棄プラスチックを再加工した繊維を使用し、通気性と疎水性を持つニットシューズとなっている。
オーシャンブルーとアクアグリーンを組み合わせたカラーリング。アウトソールには、足元の動きに合わせてグリップ力の強さが増す「X-Traxion（エックス・トラクション）」、アディダス独自のクッショニング素材「BOOST（ブースト）」を採用した。
アディダスジャパンの広報担当によると、ダスティン・ジョンソンら米ツアーの契約選手も使用予定で、次週の全米オープン（13日開幕、米国・ペブルビーチGL）でお披露目になる可能性もあるという。
サイズは24.5cm～28.0cm。オープン価格で、数量限定発売となる。問い合わせはアディダスお客様窓口、0570-033-033。