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今度もギリギリを攻める! プロギア RS 2017 発売

全数検査で今度は「不適合」指摘を回避へ

株式会社プロギアは15日、高初速エリアを追求した「RS 2017」シリーズを発表した。6月9日から発売する。RSシリーズは2年周期で発売されてきたが、昨年発売の「RS-F ドライバー」がR&Aルール不適合裁定を受けたため、今回の発売に踏み切った。

前作で問題と指摘されたのは、反発性能を示すCT(Characteristic Time)値。CT値は「ペンデュラムテスト」と呼ばれる衝突テストで、振り子がヘッドと接触している時間を指す。R&Aではインパクトエリア内(フェース中央42.67mmの範囲)において、数値が「239+18μs」を上限として規制しているが、前作ではこのエリア内のトウ側の上部で上限値を超える箇所が発見された。

今作では、CT値のピークとなっていたフェースセンター周辺部分を厚肉にすることで抑えるとともに、上限値まで若干余裕のあったセンター部分は逆に薄肉化。規制値内でありながら高初速エリアの拡大などで前作以上のパフォーマンスを狙っている。不適合との指摘を繰り返さないため、全数検査を経て出荷されるという。

特徴は前作と変わらず、広い範囲で反発係数をギリギリにした『W(ダブル)クラウン設計』を採用。『Wクラウン設計』とは、クラウンとフェースの接続部分のフランジに角度をつけたもの。フランジを上部へとたわませることでフェースのたわみを拡大している。

ヘッドはドローが打ちやすい「RS 2017」と、フェードが打ちやすい「RS-F 2017」の2種類。価格は、税抜8万円(税込8万6400円)。問い合わせは株式会社プロギア 0120-81-5600。

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