ギアニュース

マルマン45周年記念モデル「VANQUISH by MAJESTY」

2015/11/05 20:30

アスリートテイスト漂わせ、契約プロのヤング・キムらも使用

フェース面に刻まれた意匠が目を引くドライバー(左)。アイアン(右)はヒール、センター、トゥごとにバウンス角を変えて抜けの良さを追求

マルマン株式会社(東京都千代田区)は、ゴルフ事業参入から来年で45年を迎えることを記念して、「VANQUISH by MAJESTY(ヴァンキッシュ・バイ・マジェスティ)」を立ち上げた。ドライバーからフェアウェイウッド、アイアンまでラインアップされるこの新ブランドは、12月4日に発売される。

ブランド名に含まれる同社のフラッグシップブランド「MAJESTY」が持つ洗練された高級感を維持しながらも、シニア層が中心となる「MAJESTY」とは一線を画する50歳代の熟練ゴルファーに対し、彼らのプライドをくすぐるようなアスリート感を想起させる形状・デザイン、そしてやさしさを追求した機能面の高さが特徴だ。

漆黒の色使いが存在感を放つドライバー(ロフト8.5度、9.5度、10.5度)も例外ではない。やや小振りでディープフェース・ディープバックのヘッド形状は、上級者モデルの匂いを漂わせる。だが、ヘッド内部の後方部にインナーウエイトを配分させ、フェースセンターに近い位置にスイートスポットを近づけた構造により、低スピンによるライナー性の強弾道が打ちやすくなった。フェアウェイウッド(W3、W5、W7)やアイアン(#4~#10、PW、AW、SW)にも、シャープな外観とやさしさを追求した開発コンセプトが貫かれている。

スペックと価格は次の通り。ドライバーが1本10万5000円。フェアウェイウッドはW3が1本7万5000円、W5、W7が1本6万5000円。アイアンは5本セット(#7~#10、PW)15万円、1本3万円※オリジナルカーボンHV310装着モデルの場合。

その性能の高さには、同社契約プロも好感触。ヤング・キムはドライバー(ロフト9.5度)とアイアン、ささきしょうこはアイアン、岩橋里衣はフェアウェイウッドとアイアンを使用する予定だという。

問い合わせはマルマンへ、03-3526-9987。文中の価格はすべて税抜き表記。