ビバハート、専門店向けMD強化
グリップインターナショナルは先ごろ、「ビバハート14年秋コレクション」の受注展示会を行った。
ビバハートの今シーズンのテーマは「NEW YORK NEW YORK」で、ニューヨーク(NY)の街並みやクリエーターが集まる場所としてエッジの効いたNYスタイルからインスピレーションを得ているという。
同社でビバハートの企画を担当する古瀬由紀子部長によると
「ベースはトラッドという点は崩さずに、シャープさを加え、色合いなどからNYっぽさを表現しています。今回特に注目して欲しいのはオリジナルの二次加工。アウターやボトムスに多く取り入れられていますが、"ビバハート"独自のレオパード柄や迷彩柄の加工は、必見だと思います」――。
また機能中わた「ウォームアシストAG」を使用したベストやボトムスも注目アイテム。抗菌、静電気防止、太陽光発熱、赤外線放射の4つの機能を持った素材により、薄くて暖かいアイテムに仕上がっている。価格もベストが1万6000円と抑え目の展開という点もユーザーにはありがたい。
型数はメンズ30型、レディス45型となっており以前と型数の変化は見られないが、MD展開の変化も見逃せない。今シーズンでは長期にわたり販売できるプチ防寒アイテムを充実させ、後半(9月から10月販売)の商品に重点を置いているという。これは、直営店を全盛期の1/3にあたる4店舗に絞り、ゴルフ専門店向けのMD展開にシフトチェンジした結果と伺える。
同時に、「ビバハートリプリエ14年秋冬コレクション」も開催した。同ブランドでは秋は1950年代のモダンをテーマに、冬はややポップなイメージへと商品を変化させていく。後半は防寒アイテムが中心となるが、好調なワンピースを筆頭に全17型を展開していく予定。
問い合わせはグリップインターナショナルへ、03-6408-8686。