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『HOT LIST JAPAN 2013』クラブ開発の背景に迫る!Vol.3(キャロウェイ編)

安定感のあるX HOTドライバーと、低スピン性能に長けたRAZR FIT XTREME

X HOTのシリーズには、実はフェアウェイウッドよりも高い評価を得たモデルがあった。それがX HOTのドライバーだ。キャロウェイのフラッグシップモデルであるRAZR FIT XTREMEドライバーはシルバー賞だったが、X HOTドライバーはゴールド賞を獲得。『HOT LIST JAPAN』の特別テスターからは「X HOTのドライバーは、初心者からプロまで使える画期的なモデル」という声まで上がっていた。

「X HOTドライバーは、とにかく打ちやすいという評価をいただいていますね。このモデルのホーゼルには調整機能を付けていますが、どうしてもネック部分に重量を取られてしまい、通常だとスイートスポットがヒール寄りの高い位置になってしまいます。これをいかにして一般的なゴルファーの打点に近づけるかが、X HOTドライバーの設計のキモになっています。具体的には、最新の鋳造技術でヘッドの肉厚を極限まで薄くして余剰重量を作ったこと、シャローバック形状で重心を下げたことによって、フェースの芯でボールをヒットしやすく、つかまりのいいドライバーに仕上がっています。
RAZR FIT XTREMEドライバーは、前モデルよりもヘッドをシャローバックに設計することで、約300回転ほどドライバーのスピン量を減らすことに成功しています。構えたときには、それほどシャローバックに見えないように工夫もされているんですよ。低スピンで飛ばしたい人には、RAZR FIT XTREMEはかなり評判のいいモデルです」

キャロウェイのウエイトテクノロジーをもってすれば、チタンヘッドでもX HOTドライバーのように打ちやすいドライバーを作ることができる。ならば、RAZR FIT XTREMEドライバーに使われているフォージド・コンポジットという独自の軽量カーボン素材は、もう必要ないのではないか。何か他にメリットがあるのだろうか。

「フォージド・コンポジットはチタンよりも軽くて強い素材なので、ヘッドにより多くの余剰重量を作ることができます。RAZR FIT XTREMEドライバーのような低重心のヘッドを作りやすいですし、設計の自由度も高まります。もしネックに調整機能を付けなければ、チタンヘッドで十分な性能のヘッドを作れるかも知れませんが・・・。まだしばらくはフォージド・コンポジットが必要でしょうね」

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